
招き猫って、実は風水的によくないこともあるって知っていますか?
商売繁盛や金運アップの象徴として愛される招き猫ですが、風水では置き方や色、方位によっては運気を下げてしまうこともあります。
本記事では、その理由や注意点、そして運気を高める正しい飾り方を解説していきましょう。
風水で招き猫がよくない?理由と正しい置き方

招き猫は基本的に縁起物ですが、風水の考え方では、配置や条件によっては運気を損なう場合があります。
ここでは、その代表的な理由を解説しましょう。
風水で招き猫がよくない?①良い運気を吸い取る場合
風水では、置物も「気(エネルギー)」を持つと考えます。
招き猫が正しい位置や向きに置かれていないと、周囲の良い気を活かせず、逆に吸い取ってしまうのです。
特に、出入口から入る良い気の流れを遮る場所は、金運や人間関係の低下につながるといわれています。
風水で招き猫がよくない?②色と方位のミスマッチ
風水では色と方位の相性が重要です。
- 南に金色・黄色 → 南は火の気を表す/金を溶かし財運減少
- 南に黒色 → 黒色は水の気の象徴/火を消し、方位の力と衝突
招き猫の色と置く方角が合わないと、運気アップどころか逆効果になることもあります。
招き猫の種類と風水的な意味

招き猫の種類と風水的な意味①色ごとの意味
招き猫は色によって呼び込む運気が異なります。
- 金色:金運アップ。特に商売や事業をしている人に人気。
- 黄色:財運向上。貯金や資産を増やしたいときにおすすめ。
- 黒色:魔除けや厄除けの効果。悪い気を寄せ付けないとされる。
- 白色:開運全般。人間関係や家庭運にも良い影響があるとされる。
風水でも色の持つ「気」は重要な要素です。
招き猫の種類と風水的な意味②手の上げ方の意味
招き猫の「どちらの手を上げているか」でも意味が変わります。
- 右手上げ:金運招来。お金や商売に関する運を呼び込む。
- 左手上げ:人脈や客招き。集客や人との縁を広げたいときに。
- 両手上げ:運気全般の招福。ただし「欲張りすぎ」とされる説もある。
招き猫の種類と風水的な意味③材質やデザインの違い
陶器製は安定感があり、木製は温かみのある気を持つとされます。
ガラス製やプラスチック製など現代的な素材でも、好みや置く場所に合えば効果は期待できます。
風水では「自分が気に入った招き猫を選ぶこと」も重要です。
風水で気をつけたい招き猫の置き方

風水で気をつけたい招き猫の置き方①向きと位置
招き猫は正面や斜め前を向け、玄関の内側に向けて置くのが基本です。
背を外側に向けると、せっかくの運気が外に逃げるといわれています。
店舗の場合は、入口から見やすい位置に置くと来客運が高まるでしょう。
風水で気をつけたい招き猫の置き方②周囲の環境
招き猫の周りが物でごちゃついていたり、棚の位置が高すぎたり低すぎたりするのはNG。
風水では、置物の周囲にも気の流れが必要とされ、遮るものが多いと効果が下がります。
風水で気をつけたい招き猫の置き方③清潔さ
埃や汚れがついたままでは、招き猫が悪い気を発してしまうとされます。
定期的に柔らかい布で拭き、清潔な状態を保つことで、招き猫の持つ縁起力を最大限に引き出せるでしょう。
日本生まれのラッキーゴッド、招き猫
- 江戸時代末期に江戸の町で誕生
- 達磨や福助と並ぶ日本独特の縁起物のひとつ
置き方で変わる招き猫の運気

置き方で変わる招き猫の運気①正しい飾り方で運気アップ
風水で招き猫が「よくない」とされるのは、置き方や環境が原因です。
逆に、以下のポイントを押さえれば招き猫は幸運を呼び込む存在になります。
- 色と方位の相性を合わせる
- 良い気が入る入口や玄関に向けて置く
- 周囲を整理し、清潔を保つ
こうした工夫で、縁起物としての力を最大限に活かせます。
置き方で変わる招き猫の運気②神経質になりすぎない
風水は流派によって考え方が異なります。
「この配置でなければ不運になる」と過剰に心配する必要はありません。
大切なのは、招き猫を迎えるときのポジティブな気持ちと、日々の手入れです。
気持ちよく飾ることが、運を引き寄せる第一歩になります。
運気アップアイテムとして、こちらの記事では「龍の絵」を紹介しているので、興味のある方はご覧になってみてください。
まとめ|風水で招き猫がよくないと言われる理由

招き猫は置き方や環境によっては風水的に「よくない」とされますが、色と方位の相性を合わせ、向きや周囲を整えれば運気を高められます。
大切なのは、神経質にならず前向きな気持ちで飾ること。
お気に入りの招き猫を正しく置き、その招福力を引き出しましょう。