
せっかく宝くじを買うなら、運の良さそうな日にしたい
そう思ってカレンダーを見たとき、「母倉日(ぼそうにち)」という言葉に目が留まったことはありませんか?
最近では、母倉日が「宝くじに縁起が良い日」として紹介されることも増えてきました。
でも実際のところ、母倉日と金運には本当に関係があるのでしょうか?
この記事では、母倉日の本来の意味をふまえながら、宝くじと結びつけられる理由を3つに絞ってわかりやすく解説します。
目次
母倉日が宝くじと結びつけられる理由3選|本当に吉日?

母倉日が宝くじに縁起が良いとされる理由を知るには、まず本来の意味を知っておくことが大切です。
この章では、母倉日の語源や暦上の位置づけを通して、その性質を正しく理解していきます。
- 母が子を育む日
- やさしい吉日のひとつ
- 新しいことに向いている日
それでは、母倉日の本来の意味を詳しく見ていきましょう。
【母倉日】本来の意味①母が子を育む日
母倉日とは、「母が子を育てるように天が人を慈しむ日」という意味です。
「母倉」という言葉には、母のように人を思いやるという意味が込められています。

また、母倉日は人に寄り添う日として古くから親しまれてきました。
【母倉日】本来の意味②やさしい吉日のひとつ
母倉日は、暦の上でも「やさしい吉日」として分類されています。
暦注では「七箇の善日(しちかのぜんにち)」の一つとされ、人に優しい行動や門出に適した日とされています。
具体的には、以下のような場面で選ばれることが多くあります。
- 入籍や引っ越し、開業などの門出のとき
- 人に尽くす行いをするとき
- 円満な人間関係を築くとき

こうした意味合いから、母倉日は実生活でも多くの人に親しまれている吉日です。
「七箇の善日」
- 天赦日(てんしゃにち・てんしゃび)
- 母倉日(ぼそうにち)
- 天恩日(てんおんにち)
- 鬼宿日(きしゅくにち・きしゅくび)
- 月徳日(つきとくにち・がっとくにち)
- 神吉日(かみよしにち、かみよしび)
- 大明日(だいみょうにち)
引用元:結婚スタイルマガジン>大明日ってどんな意味がある日?一粒万倍日や母倉日などとの重なりが分かるカレンダーもお届けします
【母倉日】本来の意味③新しいことに向いている日
母倉日は、「何かを始めるのに適した日」としても知られています。
これは、「天が人を慈しむ日」という意味から、前向きな行動を後押ししてくれる日と考えられているためです。
実際に、次のような新しいスタートの場面で選ばれることが多くあります。
- 新しい仕事や副業を始めるとき
- 引っ越しや開業など、新生活のスタートを切るとき
- 新しい人間関係や習いごとを始めるとき

こうした「何かを育てていく日」としての性質が、母倉日の特徴といえるでしょう。
母倉日が宝くじと結びつけられる理由3選

母倉日は本来、人を思いやる穏やかな吉日ですが、近年なぜ「宝くじに縁起が良い日」とされているのでしょうか。
この章では、母倉日が宝くじと結びつくようになった理由を3つご紹介します。
- 新しいことへの挑戦と相性が良い
- 他の吉日と重なりやすい
- 言葉の響きが縁起よく感じられる
それでは、それぞれの理由について詳しく見ていきましょう。
理由①新しいことへの挑戦と相性が良い
母倉日は「新しいことに適した日」とされ、新しい挑戦のきっかけとして選ばれやすい日です。
実際に、次のような場面で母倉日が意識されることがあります。
- これまでに買ったことのない宝くじに初めて挑戦する
- 継続して買っている人が、新しい売り場に変えてみる
- これまでとは違う買い方やタイミングにチャレンジする

挑戦する気持ちを後押ししてくれる吉日だからこそ、宝くじとの相性が良いと感じる人が多いのです。
理由②他の吉日と重なることがある
母倉日は他の吉日と重なることがあり、「最強開運日」として紹介される機会が多くなっています。
特に「一粒万倍日」や「天赦日」といった金運の吉日と重なることで、宝くじを買う日として意識されるようになったのです。
そのため、母倉日単体よりも、次のような吉日の組み合わせが注目されます。
- 母倉日+一粒万倍日
- 母倉日+天赦日
- 母倉日+大安+金運アップ日

こうした組み合わせが気持ちを後押しし、母倉日と宝くじが結びつくきっかけになります。
▼一粒万倍日に関連した記事はこちらもおすすめです。
理由③言葉の響きが縁起よく感じられる
「母倉日」という言葉は、「母」や「育む」といった響きから、あたたかく優しい印象を与え、「運を育ててくれそう」「やさしい運気に包まれそう」と感じさせる力があります。
特に以下のような連想が、宝くじに結びつく印象を強めているようです。
- 母= 包容力・守られている安心感
- 倉= 財を蓄えるイメージにつながることもある
- 育む= 運やチャンスが成長していく印象

こうした言葉の響きやイメージが、宝くじを買う気持ちを後押ししているのです。
まとめ:宝くじと結びつく「挑戦」の吉日・母倉日

母倉日は本来、人を思いやるやさしい吉日であり、金運そのものとは直接関係はありません。
しかし、吉日としての意味や言葉の響きが好まれ、宝くじを買う日に選ばれるようになったのです。
信じるかどうかは人それぞれですが、大切なのは前向きな気持ちで行動するきっかけになること。
次に母倉日がめぐってきたら、ちょっとした挑戦として宝くじを買ってみるのもいいかもしれませんね。